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■前書き。
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最初に、私が使っている使うCGソフトだが、「Super
Kid 95」と「Corel PHOTO-PAINT 8」である。 |
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■まずは、下絵を描く。 私の場合、この絵の線が最終ラインになるので、なるべく綺麗に丁寧に描いておく。 スキャナで綺麗に取り込めるように、ペン入れをする。 この時、色漏れが起こらない様に、極力線の継ぎ目を繋いでいでおく。 ■スキャナでスキャンする。 私の場合、スキャナは300dpiで100%モノクロ2値で取り込む。 この時重要なのは、dpiではなく、ピクセル数なので注意する。 紙に印刷しない場合、「dpi」はまったく意味が無い。 ピクセル数は、取り込んだはいいが、マシンのパワー不足で編集できないという事が無いように、自分のマシン環境に合わせて取り込む。 またグレースケールで取り込む人もいるが、私の塗り方では、意味が無いのでやらない。 |
■ライン修正。 取り込んだモノクロ画像を、ペイントソフトで拡大し、ラインのデコボコやゴミを丁寧に修正する。 この時ラインをパス化してスムーズにしたり、画面上で新たにラインを引いて行く人もいますが、私はそんな面倒くさい事はしていない。 何故って、縮小することを前提としているので、あまり意味がないからだ。 |
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■色の暫定塗り。 次に、モノクロ2値のライン画像を色数変換でフルカラー画像に変換し、カラーマスクで黒をマスクに指定した後、色を大雑把に塗って行く。 この時マスクを作成する為に、影はつけない。 また、バックにもとりあえず、何か色を塗っておく。 ■マスク作成。 色を塗り終わったら、カラーマスクで各色をマスクにして保存して行く。 マスクはこの時点で、全て作っておく。 この時CGソフトがレイヤーをサポートしている場合、レイヤーを作成する人もいるが、マシンパワーやメモリを大量消費するので、私はやらない!!。 |
■Super Kid95の場合、マスクはマスクブックに登録して行く。 この時日付横のチェックを○にしておく。でないと、マスクは保存されない。 |
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■Corel PHOTO-PAINT 8は、αチャンネルにマスクを記録していく。 マスクメニューからマスクの保存を選ぶと「αチャンネルに保存」を選択出来る。 |
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■影を付けて行く。 次にフリーハンドで、影の色トレスをした後にかげ部分を塗っていく。 本当は先ほど作ったマスクを使って、ブラシで塗っていく方が、早いしボケボケの質感が出るのだが、所詮肌の質感とはいかないし、機械的な質感になってしまうので、私はあえて、アニメ塗りにこだわる。 ちなみに、私はこの時、ハイライト部分を白く残しておく。 その方が何かキレが出るような気がする(^_^;)。 |
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■影をボカす。 影を塗り終わったら、先ほど作ったマスクを切り替えながら、影の境界線部分をボカして丸みを出しながら、質感を出していく。 ■輪郭色の変換。 また、肌の輪郭やウサギの耳など、輪郭が淡い方がいい所の輪郭も、別の色に変えておく。 |
■背景合成の下準備。 キャラクターが塗り終わったら、背景合成の際にキャラクターのみをレイヤーにする為に、背景色を、キャラクターにまったく使っていない色に変換する。 ■背景色をカラーマスクにしそれをマスク反転した後に、オブジェクトの新規作成で、下記のようにキャラクターのみのレイヤーを作成する。 アニメのセル画の要領である。 |
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■背景の合成。 背景を新規オブジェクトとして読み込んだ後、キャラクターのレイヤーを一番手前にし、各レイヤーの大きさや位置を調整する。 ■特殊効果。 ただ、背景を合成しただけでは、キャラクターが浮いてしまって何か変なので、逆光や照明効果などの特殊効果でごまかす(もとい・・・馴染ませる(^_^;))。 後は、程よい大きさに縮小して出来あがり。 この時ボカしなどのフィルターはかけない。 縮小させれば、勝手にボケてくれる。 |
【 完成 】
とりあえず、大雑把ですがこんなものです(^_^;)。
詳しくはまたそのうちという事で・・・・。