★究極漫画塾★

● あらまし


まだ、作成途中ですが、未完成でも出来た部分まで、順次アップしていきたいと思います。
そのうち、絵や写真を織り交ぜて、解りやすくしていきたいと思います。


■前書き。

  1. このコーナーは、私の考えに基づいて構成されています。 よって全ての事柄に対して言いきっています。 だからと言って、全て正しいとも言えませんが、そんな事私の知った事ではないので、後で文句を言わないように。


■ 漫画を描く前に。

  1. 漫画に限らず何をやるにしても、一番大事な物は「センス」である。 センスの貧しい者は、何をやってもうまくはいかない!。 センスがあるか無いかは、自分で決める!!。 他人がどうこうではない。全て自分の責任である。
  2. センスは、磨く事も出来るが、天性のものに比べると容易なことではない。 天性のものがあるかないかで、その人の人生が決まってしまうと言っても過言ではない。(でも親を恨んではいけない)
  3. 何故漫画を描きたいのか?・・・。 漠然と漫画家になりたいと考えているのなら、今すぐやめたほうがいい。 自分の考えを漫画で他人に伝えたい・有名になって金持ちになりたい・話を作るのが、絵を描くのが大好きだ・・・など、描く目的をはっきりさせる!!。


■投稿漫画はこう描け!。

  1. まず投稿か持ちこみをしようと考える前に、商業クオリティーを確保する。 商業クオリティーとは、そのまま写植を貼って、商業誌に載せる事が出来るかどうかという事だ。 話が面白い・キャラに魅力があるとか論じる以前に、商業クオリティーに自分の画力を到達させる事が重要である。


■ストーリーを考える。


同人誌や習作で漫画を描く時はどうでもいいが、投稿や持ちこみをしようと考えているなら、その持ち込もうとしている雑誌に合わせて描くか、自分の描いた漫画に合った出版社に持ち込むしかない。

  1. 持ちこみたい漫画雑誌が決まっているのなら、その雑誌に載っていないジャンル・種類のストーリーを考えた方が無難である。 少年サンデーや少年マガジンで、探偵物の漫画を描きたいといっても、すでに描いている作家がいる以上、どんなに斬新なストーリーでも、編集者から見れば新鮮では無くなってしまう。


■プロットを作る。(私は作らない)

  1. プロットとは、あらすじの事である。 ざっとしたあらすじを書いておくことで、コンテを描いている最中に、ストーリーを忘れないですむ。 また、物語の進行の順序をその時点で決めるのに、重宝する。
  2. プロットの時点で、物語は必ず完結させておく。(当たり前だけど・・・)
  3. また、この時、私が提唱する”スイングポイント”・”コンバージョンポイント”を決めておく。 
  4. ”スイングポイント”とは、各エピソードにおける見せ場シーンの事である。 
  5. ”コンバージョンポイント”とは、次のページが観たくなるような衝動にかられるシーンである。 この2つを決めておくと、後での絵コンテの作成が、大変楽である。


■ネームを描く。(私は作描かない)

  1. ネームとは、簡単なコマ割と○×チョンの人物と吹きだしの描いてある、ラフ描きである。 これは元々プロットとは違い、台詞の言い回しと、ページ構成を確認するための物である。 よく絵コンテとネームを混同している編集者がいるので特に注意である。 よく”ネームの状態で見せて”と編集者がいうときは、大半が絵コンテの事のようだ。 だが厳密に言えば、ネームと絵コンテはまったくの別物なので、私は編集者に必ず問いただす事にしている。 その時点で編集者の権威を失墜させる結果になっても別にかまわない。 それは無知な編集者が悪いのだから・・・。


■絵コンテを描く。

  1. 絵コンテは、キャラの顔が判別できて、位置関係と背景も少しかいてあり、きちんと漫画として読めるようになっている、ラフ描きである。
  2. 私個人としては、後々の為にここでしっかりと、細かい所まで描きこんでおく事をおすすめする。
  3. 絵コンテはダラダラ描いていると、収まりが悪くなってしまうので、上で話した、”スイングポイント”・”コンバージョンポイント”のみで、コマを割っていってしまう。 いわゆる2枚見開きにした状態での、右上に”スイングポイントを左下のコマに、コンバージョンポイント”を配置していってしまう。 
  4. 右上には、ハッとするような、奇抜なシーンを、左下には、次のページがめくりたくなるような、シーンを配置してしまえば、ページ数が合わなくなった時に直しやすい。 これを私は、「コマ中割法(コマなかわりほう)」と呼んでいる。


■下書きをする。

  1. 下書きは、ゼロ状態からやるのもいいが、私個人的には上記の絵コンテからの、透視台を使ったトレースをお勧めする。 原稿用紙というのは、どんな質の良い消しゴムを使っても、表面が荒れてしまうので、極力消しゴムを使わないように、トレースをお勧めする訳である。 それに、トレースの方が絶対に早い。


■ペン入れをする。
  1. ペン入れをする前に、枠線と描き文字を書いておく。 枠線はなるべく烏口(カラスグチ)を使うようにする。 ロットリングや潰れたGペンなどでもかまわないが、なれないと綺麗な線が引けないので、初心者は避けるようにする。
  2. ペン先は、基本的に何でもいいが、インクは厳選しなくてはならない。 インクはその製造ロットによって、濃さが全然違うので、中には使い物にならないものが多数存在する。 私はインクを5個買っても、平均3個は捨てていまう。 インクの薄いもので漫画を描いてしまうと、印刷(特に細い線)が出ない場合がある。
  3. ペン先に関しても、使えそうに無い物は、潔く捨ててしまう。 ちなみに私は5本に1本しか使っていない。 一時はメーカーに因縁つけようかと思ったくらいだ。


■ベタを塗る。

ベタも基本的には何を使ってもいいが、筆ペンという文明の利器があるので、そういうのを使うのもいいと思う。 ベタは均一にムラ無く塗るようにする。


■細かい所を描き込む。

  1. 色々な所の、デティールを描きこむ。 


■ホワイト修正。
  1. ホワイトもなんでもいいが、塗る時にインクとの相性に注意する。 水性インクにはそれ相応のホワイトを、油性インクには水性ホワイトを使う。 またホワイトは、塗る時に盛り上げない様に注意する。
  2. また、3個所以上の大きな修正があるときは、投稿や持込では描きなおす。(これは常識)


■トーンを貼る。

  1. スクリーントーンはケチって使わない。
  2. スクリーントーンは、台紙ごと原稿の上にのせて、貼りたい部分より少し多めに切り、台紙から剥がしてから原稿の上にのせ、軽く貼りつける部分のみ擦って、丁寧に不要部分を切り取る。 決してトーンを全て台紙から剥がして原稿の上に乗せたりしない。 何故って、未使用部分にゴミがついてしまうからだ。
  3. トーンの切り取りには、先の尖ったピンセットがあるととても便利である。 ピンセットは一生物なので、たとえ値が張っても、なるべくいいものを購入する。 男の人は中学の時の技術科で、菊の三本立てをやっていれば、教材として配布されている筈である。 貰っていなければ、技術科の教諭を恨む(爆笑)。
  4. また、トーンを貼る部分にホワイト修正がある時は、写真製版でも影が出る場合があるので、濃いトーンは貼らないようにする。


■仕上げをする。

  1. スクリーントーンの削りや、ホワイト修正のし忘れ、描き忘れなど、チェックする。


■吹きだしに台詞を描く。

  1. 吹きだしは、鉛筆で書く。 漢字の間違えの無いように、辞書を使って調べる。 難しい漢字には、振り仮名を振っておく。


■投稿する。

  1. ココで重要なのは、投稿規定で原稿を返さないような出版社には、投稿しないことである。 実は何故原稿を返さないかと言うと、返すのが面倒くさい訳でも、投稿者のやる気を見ている訳でも無いからなのだ。 返さない直接の理由は、その原稿を他の出版社に持っていかれるのが嫌なのだ。 自分の所で使わなくても、敵に塩を送るような真似は、阻止いたいと言うわけである。 これは考え様によっては、新人潰しとも言えるので、そのような腐れ出版社には、投稿しないのが無難である。 そういう所には、直接持ち込んで、原稿は必ず持ち帰って来る。
  2. まあ投稿の際、生原稿を要求するのは、多重投稿を防ぐという意図もあるので、気にしなくていい。 実際はコピーで充分なのだが・・・。
  3. また、投稿原稿を何で送るかということだが、通常郵便で送るのが普通だが、心配なら宅配便で送ってもいい。 ただ原稿の返却は、普通郵便にする。


■持ち込む。

  1. 持ち込む前には、電話で予約を必ず取る。
  2. 必ず最初は、完成原稿で持ち込む。 エロ漫画雑誌の場合、最近描いた同人誌でもあれば、それと絵コンテでも、OKな場合もある。
  3. 一定のレベルに達していない場合は、持ちこまない。 編集者は忙しい中原稿を見てくれるのだから、使い物にならないような原稿を見せるのは、それだけで心象が悪くなる。


■編集者を見定める。

  1. この編集者は、自分に合わないと思ったら、”また持って来い”と言われても、持っていかない。 下手をすると散々描かされたあげく、1つも物にならないという事にもなりかねない。
  2. 編集者は私達にとっては漫画を買ってくれる客であるが、いくら客だと言っても、やっていいことと悪いことがある。 漫画家をビジネスパートナーと思ってくれるような、編集者を探そう!!。


■やめる勇気。

  1. 一度載ったからといってダラダラやらない!。 原稿料の払いが悪かったり、潰れそうな場合、潔く他の出版社へ行く。


つづく・・・・。